【甲子 純米吟醸生原酒 夏なま】(きのえね)
ほのかに甘酸っぱくて苦い、夏の想い出のようなお酒。
さらさらと入ってくる甘酸っぱさが心地よいです。夏酒らしい爽やかさ。
後半は、既に想い出になった懐かしい記憶のような苦味とともに、ラムネの香りが鼻に抜けます。
前に飲んだ甲子林檎は、そのまんま林檎の変態酒で美味しかったですが、今回の夏酒も美味しいです。普通の甲子も飲んでみたいですね。
ジブリで例えると「おもひでぽろぽろ」の小学校の頃の、パイナップルの想い出。当時はやりきれない気持ちになったことだけど、今となっては笑い話。そんなほろ苦い懐かしさがあります。
ちなみに、甲子は「きのえね」と読みます。60年を1周期とする十干十二支のトップバッター。甲子園球場の甲子もこれと同じ語源です。十干十二支は、歴史では壬申の乱とか庚午年籍とか戊辰戦争とか辛亥革命とか、いろいろ出てきますね。全部十干十二支で表した年号です。
満足度:★★★★
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