望＞おソノさん(魔女の宅急便)［ジブリ酒］

【望(ぼう) 純米吟醸ひとごこち】

酸味ポン甘味がボボン！旨味ぐぐっ

サケサミット1日目の9杯目は、はじめましての望さんです。栃木県芳賀郡益子町・外池(とのいけ)酒造店さんのお酒。
外池酒造店さんのメイン銘柄は「燦爛」。飲んだことあったような気もしてましたが、このブログ右上の検索窓で検索してみても引っかかりません。どうやら、飲んだことがあったのは「燦然」と「爛漫」だったようです。似てる！

「望」は「未来への日本酒への挑戦」をコンセプトに、2012年から始まったブランド。公式サイトによると、

遥か遠くを見渡せるような、すがすがしい透明感と、芳醇なまあるい甘みがクセになる美味しさは、きっと誰もが気に入ってくれるはず。ルビの「bo:」(ぼう)は「buono（美味しい）」という意味にも。望シリーズはすべて無濾過でアルコール16度の原酒。そしてアルコール添加をしない純米酒。どれも食中酒にふさわしく、酸のキレがある味わいが特徴的

だそうです。
良い名前ですね。
それでは、飲んでいきましょう。

香りはバナナとマスカット。それに加えて、旨アルもボン！

口に含むと、ほのピリ酸ポン。そこからいきなり甘味がボボン！旨味がさらにぐぐっと寄って、後味含み香豊かにじわん。

おおお、いかにも無濾過原酒っぽい豊かさと力強さがありますね。美味しいです。

ジブリで例えると「魔女の宅急便」のおソノさん。やさしくて、自然体で人助けができて、笑い方が豪快なのが魅力的。おソノさんには昔は暴走族だったという説があって、映画のパンフレットにも「青春時代、それなりにツッパった経験を持つ」と書かれています。いろいろ人生経験を積んだ上で幸せになってるからか、なんでもないセリフに不思議に味があるんですよね。

好き度：★★★★