こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

乗丹坊 > 鶴亀和尚(平成狸合戦ぽんぽこ)[ジブリ酒]

乗丹坊じょうたんぼう 特別純米

食中酒 アテに合わせて 爆上がり

乗丹坊

乗丹坊
乗丹坊
乗丹坊
乗丹坊

居酒屋ちぇけさんの6杯目。最後の1杯は、はじめましての乗丹坊さん。福島県耶麻郡磐梯町・磐梯酒造さんのお酒です。大和川さんに続いて、はじめましての福島のお酒2連発。磐梯町は、会津若松市の北東側に隣接している会津磐梯山の麓の町。榮川會津龍が沢の榮川酒造さんも同じ磐梯町ですね。

今回のお酒は、乗丹坊。乗丹坊とは、平安時代末期の慧日寺えにちじの僧の名です。慧日寺(現・恵日寺)は、磐梯酒造さんから直線距離1kmほどのところにあるお寺。平安初期・807年に開かれ、開基の明らかな寺院としては東北地方で最古という古刹です。慧日寺から会津仏教文化が花開きました。乗丹坊の時代には、寺僧300・僧兵数千・子院3,800を数えるほどの隆盛を誇り、乗丹坊はそこで宗徒頭を務めていました。ただ、時代は激動の平安末期。1182年、乗丹坊は源氏方の木曽義仲を追討するために平氏方として会津四郡の兵を引き連れて出陣し、横田河原の戦いで討ち死にしてしまいます。

最期は討ち死にしてしまいましたが、乗丹坊はとても人望の厚い人物だったよう。恵日寺には、乗丹坊が挿した桜の杖が木になったと伝わる、樹齢800年を超えるエドヒガン「木ざし桜」が今も花を咲かせています。エドヒガンは、ソメイヨシノのお母さんとして有名な野生種の桜ですね。

今回のお酒は、そんな偉人の名を冠する銘柄の特別純米。-3℃で氷温貯蔵したお酒だそうです。こちらも常温棚に並んでいて気になったお酒。飲んだことのない銘柄を見ると飲みたくなりますね。それが福島のお酒となればなおさらです。
それでは、いただきます。

香りぽわんとアルつん旨。クラシックな、くっきりアルコール。

口当たり、するとろ米甘アルコール。そのままアル甘を中心にぽわっと広がり、甘味が引くのと入れ替わりに旨苦が伸び、くっきりアルコールがぼわっと飛びます。
これは、クラシックな食中酒ですね。単体よりはアテに合わせたい。そして、燗でも良さそうです。


アテは、特製酒盗クリームチーズ。濃く強い酒盗のパンチと塩昆布の旨味をクリチのなめらかさが包まれています。うんま!! そして、それがお酒をやわらかくして、甘ぽわん。これは大当たりな選択。お酒がめちゃくちゃ美味しくなりました。本領発揮という感じ。

ジブリで例えると「平成狸合戦ぽんぽこ」の鶴亀和尚。多摩に住む105歳の長老狸で、若い狸に化学ばけがくを教えます。人間との戦いには負けてしまいますが、ちゃんと生き残って、人間の世界で和尚として生き続けます。

好き度:単体★★★☆ → アテと合わせて★★★★☆

乗丹坊

乗丹坊

【DATA】
蔵元:磐梯酒造株式会社(福島県耶麻郡磐梯町)
造り:特別純米酒
原料米:会津酒造好適米
精米歩合:58%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:-1 ・・・ 普通
酸度:1.6 ・・・ 高め
製造年月:2006年10月

 

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