【菊正宗 れもんスパークリング】
シュワシュワの 鮮やか爽やか レモン酒
こないだ百黙を飲んだ菊正宗さん。百黙は正統クラシックでとても上質な、素晴らしいお酒でした。一方今回は、ある意味それとは正反対のお酒です。まあそもそも日本酒ですらないんですけどね。
今回のれもんスパークリングは、分類上はリキュール。去年飲んだ「れもん冷酒」のスパークリングバージョンです。れもん冷酒は、原料の不作によって発売休止になってしまった「すだち冷酒」の代替品として昨年発売された新製品。すだちの不作は解消されたようですが、すだち冷酒は復活しませんねえ。めっちゃ美味しかったのに残念。
とは言え、れもん冷酒もちゃんと美味しかったので、スパークリングも当然飲んでみたい。
さっそく、飲んでいきましょう。
香りはほとんどありません。
口に含むとシュワシュワで、レモンの酸とシロップ甘。炭酸がおさまってくるのと反比例して酸甘がはっきりしてきます。そして、含み香も後味も残さず、爽やかに切れる。
これはレモネードですね。お酒を飲んでる感覚が全くありません。お酒と言うより、ジュースとして美味しいです。ただ、アルコール感がないとは言え、飲み終わってしばらくしたら、ほんのりほわほわいい気分。
アテに作ったのは「玉ねぎ2段使いの簡単ガーリックライス」。玉ねぎを2通りの使い方することで、甘さと爽やかさを出した簡単ガーリックライスです。新玉ねぎを使うと生でも辛くないし、甘味も出やすいのが良いですね。こういうパンチのある料理には、日本酒よりも、れもんスパークリングの方がより合うかもしれません。
ジブリで例えると「紅の豚」の、フィオが飲んでたレモネード。ガソリン入れてる場面で飲んでるやつです。地中海の青い海と空に良く似合う、鮮やかな爽やかさです。
好き度:★★★★
「紅の豚」の給油のシーンでフィオがポルコから渡されたレモネード。
— ビヰヱム (@digdigdiger) 2022年1月14日
コルク栓を針金で止めてる。
気圧差や振動で栓が飛んだら空の上で大惨事やもんなあw pic.twitter.com/jH4YhrVaYp
【DATA】
蔵元:菊正宗酒造株式会社(兵庫県神戸市東灘区)
原材料:日本酒(国内製造)、醸造アルコール、れもん果汁、シークワーサー果汁、かぼす果汁、糖類/炭酸ガス含有
アルコール度数:5% ・・・ 低い
製造年月日:2024年2月
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