こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

菊正宗 > 松崎良子さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

菊正宗(きくまさむね) しぼりたてギンルビィ】

今いちばん みんなに飲んで ほしい酒

菊正宗 ギンルビィ

菊正宗 ギンルビィ
菊正宗 ギンルビィ
菊正宗 ギンルビィ
菊正宗 ギンルビィ
菊正宗 ギンルビィ
菊正宗 ギンルビィ

しばらくぶりの菊正宗さん。期待のギンシリーズ最新作です。
このシリーズ、大好きなんですよね。ギンパックはほんと衝撃的でしたし、おととしリニューアルしてさらに美味しくなったのも凄かった。去年の新製品・ギンブルー、今年の新製品・ドンキ×正宗生酒缶もめちゃくちゃ美味しい。そのシリーズ最新作なんだから期待が高まります。

その新作・ギンルビィは、2025年10月6日発売。これ、プレスリリース見てからめっちゃ楽しみにしていたんですよ。発売日からはスーパーやドラッグストアを巡回して、ようやく見つけました。
今回は、プレスリリースによると、数種類の生原酒をアッサンブラージュしたという造り。『米由来の自然な甘みと、口いっぱいに広がるフルーティーな香り、やさしい口当たり、スッキリとした心地よい余韻が特長』なんだそうです。

さっそく飲んでいきましょう。

上立ち香、おだやかライチのフルーティー。爽やかミントもふんわりと。おだやかなのに印象的。うん、期待通り。ギンパックの頃からそうですが、そんじょそこらの純米大吟醸よりもずっと香り高いです。

口当たり、ふんわり甘酸やわらかく。シロップ甘とマスカット。甘酸ぽわっとふくらんで、ほんのりミントの爽やかさ。きれいなおだやか苦渋も、じんわり出てきてふんわり締める。含み香は、口いっぱいに豊潤なフルーティーさが広がります。
うっま!!!!

やわらかいのに鮮やか!
ライチを中心とした複雑フルーティーで、しっかり甘いのに上品です。
ギンパックって、めちゃくちゃ美味しいけど、ちょっと苦味がひっかかるところがあったんです。それがギンルビィではなくなって、さらに飲みやすくなってる。

 


ちなみにこのお酒、発売前なのに「全国燗酒コンテスト2025」に出品して、金賞を受賞してるんです。「温めてもスゴい。」ってシールまで貼ってます。これは燗にしてみなきゃいけません。
温度計を見ながら、まず熱燗(50℃)まで上げてみました。そしたら苦渋が出てきましたね。これは正直あんまり好みじゃない。
そこから燗冷ましで、ぬる燗(40℃)まで下げても、ほんのり苦渋がありますね。
さらに下げて、日向燗(30℃)くらいなら、やわらか甘酸で美味しいです。
悪くはないけど、まあ本命は冷酒ですね。雪冷え(5℃)~涼冷え(15℃)ならどれでも間違いありません。パックの裏面にも、冷やして:◎、常温~熱燗:○となってるから、やっぱり冷酒推奨ですね。ただ、この酒質で燗酒コンテスト金賞を獲る実力はあるくらいだから、買った人は試してみてほしいところです。

合わせて作ったアテは、鶏肉のチーズ照り焼き・ネギ塩豆腐のしらたきスープ・豆乳とチーズの濃厚なんちゃってリゾット。どれにも合う!? お酒がけっこう甘いのに、なぜかどれにも合うんです。特に塩味との相性が良い感じ。

1週間ほど放置すると、ミント感はなくなって、甘味がぽわわんとさらに艶やかになりました。梨シロップがめっちゃ甘いのに、それがすっと引いて後味は爽やか。どうなってるのこれ? こうなると完全にデザート酒ですね。めちゃくちゃ美味しい。
ゴーダチーズにめっちゃ合いました。

 


いや、凄いですよこのお酒。ギンパックの上位互換。僕の中ではこれまで僅差でギンシリーズ最高峰だった生酒とも飲み比べてみましたが、大差をつけてギンルビィの勝ち。甘口華やかフルーティー系でこのお酒に勝てるのってごくわずかなんじゃないかな。そろそろ今年の10選を考える時期なんだけど、確実に10選に入ります。

日本酒ビギナーさんにも超おすすめ。これまではギンパックをおすすめしてたんですが、完全に塗り替えられました。ビギナーさんにおすすめする場合、入手しやすさも大きな条件になってくるんですが、ここ数週間で一気にスーパーに配下されてるのでそれも全く問題ありません。

そして、僕の文章を読んでくれるような猛者のみなさんにもぜひ飲んでほしい。特に甘口好きの人は絶対に飲むべきお酒です。

ジブリで例えると「コクリコ坂から」の松崎良子さん。主人公・海ちゃんのお母さんです。やさしくて包容力のある超絶美人さん。しかも戦後すぐの時代に女性で単身留学するくらい優秀。若く見えるけど大人の魅力も兼ね備えていて、ほんのり色っぽいのがいいんですよね。

好き度:★★★★★

菊正宗 ギンルビィ

しばらくぶりの菊正宗さん。期待のギンシリーズ最新作です。 このシリーズ、大好きなんですよね。ギンパックはほんと衝撃的でしたし、おととしリニューアルしてさらに美味しくなったのも凄かった。去年の新製品・ギンブルー、今年の新製品・ドンキ×正宗と生酒缶もめちゃくちゃ美味しい。そのシリーズ最新作なんだから期待が高まります。  その新作・ギンルビィは、2025年10月6日発売。これ、プレスリリース見てからめっちゃ楽しみにしていたんですよ。発売日からはスーパーやドラッグストアを巡回して、ようやく見つけました。 今回は、プレスリリースによると、数種類の生原酒をアッサンブラージュしたという造り。『米由来の自然な甘みと、口いっぱいに広がるフルーティーな香り、やさしい口当たり、スッキリとした心地よい余韻が特長』なんだそうです。  さっそく飲んでいきましょう。  上立ち香、おだやかライチのフルーティー。爽やかミントもふんわりと。おだやかなのに印象的。うん、期待通り。ギンパックの頃からそうですが、そんじょそこらの純米大吟醸よりもずっと香り高いです。  口当たり、ふんわり甘酸やわらかく。シロップ甘とマスカット。甘酸ぽわっとふくらんで、ほんのりミントの爽やかさ。きれいなおだやか苦渋も、じんわり出てきてふんわり締める。含み香は、口いっぱいに豊潤なフルーティーさが広がります。 うっま!!!!  やわらかいのに鮮やか! ライチを中心とした複雑フルーティーで、しっかり甘いのに上品です。 ギンパックって、めちゃくちゃ美味しいけど、ちょっと苦味がひっかかるところがあったんです。それがギンルビィではなくなって、さらに飲みやすくなってる。  ちなみにこのお酒、発売前なのに「全国燗酒コンテスト2025」に出品して、金賞を受賞してるんです。「温めてもスゴい。」ってシールまで貼ってます。これは燗にしてみなきゃいけません。 温度計を見ながら、まず熱燗(50℃)まで上げてみました。そしたら苦渋が出てきましたね。これは正直あんまり好みじゃない。 そこから燗冷ましで、ぬる燗(40℃)まで下げても、ほんのり苦渋がありますね。 さらに下げて、日向燗(30℃)くらいなら、やわらか甘酸で美味しいです。 悪くはないけど、まあ本命は冷酒ですね。雪冷え(5℃)~涼冷え(15℃)ならどれでも間違いありません。パックの裏面にも、冷やして:◎、常温~熱燗:○となってるから、やっぱり冷酒推奨ですね。ただ、この酒質で燗酒コンテスト金賞を獲る実力はあるくらいだから、買った人は試してみてほしいところです。  合わせて作ったアテは、鶏肉のチーズ照り焼き・ネギ塩豆腐のしらたきスープ・豆乳とチーズの濃厚なんちゃってリゾット。どれにも合う!? お酒がけっこう甘いのに、なぜかどれにも合うんです。特に塩味との相性が良い感じ。  1週間ほど放置すると、ミント感はなくなって、甘味がぽわわんとさらに艶やかになりました。梨シロップがめっちゃ甘いのに、それがすっと引いて後味は爽やか。どうなってるのこれ? こうなると完全にデザート酒ですね。めちゃくちゃ美味しい。 ゴーダチーズにめっちゃ合いました。  いや、凄いですよこのお酒。ギンパックの上位互換。僕の中ではこれまで僅差でギンシリーズ最高峰だった生酒とも飲み比べてみましたが、大差をつけてギンルビィの勝ち。甘口華やかフルーティー系でこのお酒に勝てるのってごくわずかなんじゃないかな。そろそろ今年の10選を考える時期なんだけど、確実に10選に入ります。  日本酒ビギナーさんにも超おすすめ。これまではギンパックをおすすめしてたんですが、完全に塗り替えられました。ビギナーさんにおすすめする場合、入手しやすさも大きな条件になってくるんですが、ここ数週間で一気にスーパーに配下されてるのでそれも全く問題ありません。  そして、僕の文章を読んでくれるような猛者のみなさんにもぜひ飲んでほしい。特に甘口好きの人は絶対に飲むべきお酒です。  ジブリで例えると「コクリコ坂から」の松崎良子さん。主人公・海ちゃんのお母さんです。やさしくて包容力のある超絶美人さん。しかも戦後すぐの時代に女性で単身留学するくらい優秀。若く見えるけど大人の魅力も兼ね備えていて、ほんのり色っぽいのがいいんですよね。  好き度:★★★★★

 

【DATA】
蔵元:菊正宗酒造株式会社(兵庫県神戸市東灘区)
造り:生貯蔵酒
アルコール度数:13~14% ・・・ 低い
日本酒度:-4.5 ・・・ 甘口
製造年月:2025年9月

 

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