【春鹿 純米 超辛口】
超辛口 実はやさしく やわらかく
今回は、春鹿さんのフラグシップと言っていい定番の超辛口。春鹿さんは、純米吟醸 白滴や鬼斬、夏しか、裏春鹿、別ブランドの鹿鳴といろいろ飲んできました。でも、いちばんよく見かけるこの子は飲んでなかったんですよね。たまたま寄ったスーパーに1合飲みきりサイズの瓶があったから、買ってきました。
で、これを買った日はちょうど午後から奈良で用事があったんです。で、ちょっと時間が余ってたから、平城宮跡をぷらぷら。実は平日の平城宮跡って、ぜんぜん人がいなくて、のんびり散歩するのにめっちゃ良いところなんです。秋晴れの気持ち良い日、いかにも奈良っぽい場所で、奈良のお酒のロケを楽しんできました。
そして別の日、休日のお昼に、お昼ごはんを作りつつ飲んでいきます。さあ、どんなお酒でしょう?
香りはアルコール感と、お米の旨甘。意外にやわらかそうな雰囲気がありますね。
口当たりは、ほんのりきれいなやさしい旨酸。そこから旨味がふくらむとともに、奥の方にわずかな甘味を感じます。意外にやさしい! 含み香もアル旨ほわわで気持ち良い。でも最後は、旨アルがズパッとドライに切ります。
その名の通り超辛口です。でも、やわらかさもあるから飲みやすい。うっま!!
しまったなあ。お試しと思って1合瓶を買ってきたけど、普通に4合瓶にしておけばよかった。
この日のアテは、お昼ごはんに作ったサーモン丼、なめろう、ナスの漬物。こんなのもう合わないわけがない。まあ、お酒に合うようにメニューを考えたんですけどね。サーモンもなめろうも当然のようにばっちり合います。でもいちばん合ったのは、実はナス。お酒の中の甘味をほんのり引き出してくれました。ウマっっっ!!
スペックは、
蔵元:今西清兵衛商店(奈良県奈良市)
造り:純米 木桶仕込み
原料米:五百万石
精米歩合:60%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:+12 ・・・ 大辛口
製造年月:2022年10月
ジブリで例えると「カリオストロの城」の五右衛門。ズバズバ切るし、付き合いも悪そう。でも実は情に厚いし、結構おちゃめなんですよね。
満足度:★★★★
「カリオストロの城」で、登場シーンが削られた(実は最初のカジノシーンからいた)のは、ある意味で最適解だったと言えるのよな。不気味な暗殺集団「影」を、単騎で押し返、「空気を変える」ことができるのは、やっぱ五エ門なのよ。 pic.twitter.com/f36rRHa5DK
— SOW@新刊12月発売 (@sow_LIBRA11) 2021年9月7日
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