さて、今年も残すところあと数時間。
今年も、たくさんの日本酒をいただくことができました。全部で423杯。年の締めくくりに、今年飲んだお酒の総まとめをしたいと思います。
まずは、飲んだ回数が多かった銘柄TOP10から。
1位 十四代 11杯 ★4.73
1位 両関 11杯 ★4.23
3位 蓬莱 9杯 ★4.17
4位 天美 7杯 ★4.36
5位 菊正宗 7杯 ★3.50
5位 日本盛 7杯 ★2.71
7位 くどき上手 6杯 ★4.75
7位 而今 6杯 ★4.50
7位 仙禽 6杯 ★4.00
7位 大関 6杯 ★3.83
1位が十四代様というのは、凄いですね。満足度の★もめっちゃ高いです。コロナのせいで飲食店が開かない期間が長かったため、比較的手に入りやすかったんだと思います。と言っても、買えることはまずなくて、全てお店でいただいたものですけどね。
あと、蓬莱さんは3位ですが、この中には同じ渡辺酒造店さんのWは含まれていません。Wを含めると、渡辺酒造店さんが1位になります。
菊正宗さん・日本盛さん・大関さんは、緊急事態宣言中に、「大手メーカーのカップ酒と本気酒を飲み比べてみた」という企画をやったからですね。ちなみにここにはランクインしていませんが、その企画で一番好きだったのは月桂冠さんでした。
次に、満足度の分布を見てみましょう。
きれいな分布を描いています。圧倒的に★4が多いですね。ただこれは、普段伺っているお店が良いお酒を揃えてくれているのが大きいと思います。ありがとうございます。
では、423杯の中で最も美味しかった5杯の発表です。
念のための注意点。今回も便宜上順位を付けてはいますが、それはお酒の優劣を表すものではありません。このレベルになると、どれも飛び抜けて素晴らしいのはあたりまえ。あとは僕の個人的な好みです。
それでは行ってみましょう!
【第5位:獺祭 磨き その先へ】
日本酒情報サイト・SAKEdatabankさんのキャンペーンでいただいたお酒です。ありがとうございました。6月にいただいたんですが、ひとりで開けるには恐れ多いお酒だったので保管。緊急事態宣言が明けた11月に、日本酒会でみんなと飲みました。凄かった!
【第4位:紀勢鶴 吟醸酒 10 years old】
10年ものの古酒ですが、とても美しく優しい味わいでした。素晴らしかったなあ。亡くなられた前杜氏の最後の醸造分というのも、とても貴重。
【第3位:十四代 おりからみ 荒走り 生酒】
さっきも書いたように、今年は十四代様をたくさんいただく機会がありました。そしてどれも美味しい。それどころか、★4.5と★5しかありません。凄いなあ。そしてその中でも一番印象に残っているのがこちらのおりからみです。来年も飲めるといいなあ。
【第2位:くどき上手 純米大吟醸 出羽燦々33】
開栓初日でもまあ美味しかったけど、6日後に飲んだら完全に化けてたやつ。香りはメロンの甘アルフルーティー全開。味わいはシロップの甘さと出羽燦々らしい奥深く膨らむ旨苦さ。この時点では、今年の1位はこれで確定かと思ってました。
【第1位:梵 超吟 氷温熟成 純米大吟醸】
そんなくどき上手を超えてきたのが、梵。こちらもSAKEdatabankさんのキャンペーン賞品です。本当にありがとうございました。深くて力強いのに上品できれい。感動しました。2021年というより今までの人生で一番のお酒です。
次点としては
・鳳凰美田 碧判
・SAKE HUNDRED 百光 別誂
・而今にごり
・赤武 AKABU Natsu Kasumi
・天賦 純米吟醸 赤磐雄町 搾立生酒
も素晴らしかった。
今年はコロナでお店が休業していた期間が長かったですが、僕の日本酒人生では一番実りのある年になりました。
お米を作られた農家の皆さん、
お酒を造られた酒蔵の皆さん、
それを届けてくれた流通・酒販店の皆さん、
そんなお酒や美味しい肴を用意してくれたお店の皆さん、
この文章を読んでくれている皆さん、
今年一年、本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
こるね
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